皆さんこんにちは！「機能的で快適な美しい口腔を創り、それを守り続ける歯科医療」を目指す、宝沢伊藤歯科医院です。

インプラント治療はほかの歯科治療よりも費用が高額になるため、負担が気になってなかなか踏み出せない人も多いのではないでしょうか。しかし、デンタルローンを活用することで、一度に大きな負担を背負う必要はなくなります。

この記事では、インプラント治療などでデンタルローンを使用するメリットやデメリットをご紹介します。

■インプラント治療とは

インプラント治療は、自分の歯を失った箇所に人工の歯根（インプラント）を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法です。これにより、失った歯を補うことができ、見た目や噛み合わせの改善が可能となります。歯を失う原因はさまざまですが、虫歯や歯周病による歯の損傷、事故や外傷などが一般的です。失った歯を放置すると、噛む力が一箇所に集まり、周囲の歯にも負担がかかるため、他の歯にも悪影響が及びます。また、見た目の美しさや自信にも影響を与えることがあります。
こういった理由から、歯を失った場合は早めに補うために治療が必要になります。

■デンタルローンについて

デンタルローンってなに？
デンタルローンは、歯科治療に必要な費用を借り入れるためのローンです。通常、歯科医院と提携している金融機関やクレジットカード会社が提供しています。治療費用を一括で支払うことが難しい場合に利用されます。

主な特徴
デンタルローンの特徴としては、低金利や柔軟な返済プランが挙げられます。通常、歯科治療専用のローン商品が用意されており、返済期間や金利条件が他の一般的なローンと異なる場合があります。

■デンタルローンを利用するメリット

①一括で支払う必要がない
デンタルローンを利用することで、治療費用を一括で支払う必要がなくなります。これにより、費用の負担を分散しやすくなります。また、返済プランを選択できるため、自分の経済状況に合わせた計画が立てやすくなります。

②治療したいタイミングで治療を受けられる
デンタルローンを利用することで、費用の面で迷う時間を減らせるため、治療を遅らせることなく即時に始めることができます。歯の健康に関する問題は放置すると悪化することがありますが、デンタルローンを活用することで、早期に治療を受けることができます。

③予算的な負担の軽減
デンタルローンを利用することで、予算的な負担を軽減することができます。特に大規模な治療や高額な費用が必要な場合、一括での支払いが難しい場合がありますが、デンタルローンを利用することで、必要な治療を受けることができます。

■デンタルローンを利用するデメリット

①金利がつく
ローンなので、デンタルローンにも当然金利が付きます。金利が高い場合、返済額が増えるため、総支払額が増加する可能性があります。金利や返済プランを比較検討し、負担を最小限に抑えることが重要です。

②返済計画が重要
デンタルローンを利用する際には、返済計画をしっかり立てる必要があります。収入や支出の状況、将来の見通しを考慮し、返済能力を十分に見込んだ計画を立てることが重要です。返済期間や月々の返済額を適切に設定することがポイントです。

③信用状況への影響
デンタルローンを利用することで、借金の履歴が信用情報に記録されます。返済が滞ったり、延滞した場合は信用状況に悪影響が出る可能性があります。返済計画をしっかりと立て、返済能力を確保することが大切です。

基本的にデンタルローンを活用するにあたってのデメリットは少ないですが、返済が滞ってしまうとその後の信用状況に傷がついてしまいます。そのため、デンタルローンを活用する際は②の返済計画がかなり重要になります。

■デンタルローンの選び方

金利や返済条件、返済プランや手数料などを考慮しましょう。返済期間は自分の経済状況や返済能力に合わせて選択する必要があります。長期間に分散することで月々の返済額を抑えることができますが、総支払額が増えることも考慮しましょう。契約条件に関しては、返済条件、繰り上げ返済や一括返済に関する制限などに注意して、しっかりと確認することが重要です。契約内容を理解するためにも、不明な点があれば遠慮せずに歯科医師やデンタルローンを組む先方へ質問しましょう。

■まとめ

今回はインプラント治療とデンタルローンについて、それぞれの基礎知識や利用方法、メリット・デメリットなどを解説しました。歯の健康を保つために必要な治療を受ける際に、デンタルローンを上手に活用することで経済的な負担を軽減しつつ、より充実した治療を受けられます。