セラミック冠の多くは、セラミックの粉末を水で溶き、少しずつ作業用の歯型に盛り上げ、焼いて固めていきます。
より多くの色の粉末を使うことで
細かい色の再現が可能となります。
隣の歯と同じ色を表現するには高い技術が必要となり、技術の高い技工士ほどその制作費は高くなります。
私が知る範囲で技工料が1番高額なのは、スイスのマニエという技工士が作るセラミック冠で1本約30万円です。
ただ、どんなに技術が高い技工士が制作しても、わずかなホコリや気泡の混入は避けられず、それらの混入は物性低下の大きな原因となっていました。