皆さんこんにちは！「機能的で快適な美しい口腔を創り、それを守り続ける歯科医療」を目指す、宝沢伊藤歯科医院です。

インビザラインはワイヤー矯正と比較すると痛みも少なく目立たない治療方法ですが、衛生面が気になる人も多いのではないでしょうか？

この記事では、ワイヤー矯正と比較しながらインビザラインを衛生面の観点から解説していきます。

■インビザラインの利点

✔️透明なので目立ちにくいという優れた審美性
✔️取り外し可能なので食事制限がなくお手入れもしやすい
✔️歯科疾患のリスクが軽減される
✔️ワイヤー矯正比較すると痛みがほとんどない
✔️なめらかな質感で装着時フィット感がある
✔️3D画像を用いたシミュレーションで治療計画やゴールがわかりやすい

インビザラインは上記のようにたくさんのメリットがあります。本記事ではこのメリットのなかでも取り外せることによる衛生面についてのメリットを詳しくみていきましょう。

■インビザラインの衛生的なメリット

①お手入れがしやすく歯科疾患のリスクが軽減される

インビザラインは、装着時間さえ守っていればお手入れ時や食事中は取り外しができます。歯磨きをするとは治療前と同じようにブラッシングできるのでお口の中の清潔感も維持することができます。ワイヤー矯正の場合は歯に装置が固定されているので専用の清掃グッズを使ったり、念入りに汚れが溜まりやすいところを意識しながら磨く必要があり、毎日の歯磨きの時間も億劫に感じてしまいがちですが、インビザラインであればそういった心配もありません。お手入れが行き届いていると歯科疾患のリスクも軽減されます。

②矯正装置に食べ物が絡まない

ワイヤー矯正の場合、食べ物が矯正装置に絡まったり挟まってしまうことから、いくつか食事制限が設けられます。たとえば繊維質の多いものや粘着性のあるもの、糖を多く含むものなどは、トラブルの原因になるためほとんど控えることになります。しかしインビザラインは取り外しができるので、食事中も治療前と同じようにどんな食べ物でも気兼ねなく楽しむことができます。矯正装置に絡んで厄介なことになるリスクもありません。

③矯正装置本体も綺麗に保てる

取り外しができることで、インビザライン本体を清掃しやすいというメリットもあります。ワイヤー矯正の場合は固定されているので、隅々まで綺麗にしようと思うと、プロの力を借りる必要があります。一方でマウスピース矯正は取り外して流水洗いをしたりつけ置き洗いができるので、衛生面が気になる人も自分で手入れすることができます。お口の中のお手入れをしっかり行い清潔感を維持することはとても重要ですが、いくらお口の中が綺麗でも矯正装置が汚れていたのでは意味がありません。矯正装置本体の衛生面が気になる人も安心です。

■衛生管理を徹底するために。インビザラインの注意点

インビザライン治療中も清潔な状態で治療するためにも、下記の点に注意しましょう。

・毛先が硬い歯ブラシでインビザラインを洗わない

先述したように、インビザラインは取り外して綺麗に洗うことができますが、洗い方には十分注意する必要があります。汚れを落としたい時に歯ブラシを使用するのは良いですが、毛先の硬いものはNGです。インビザラインに細かい傷がついてしまい、そこに気づかないうちに汚れが溜まりやすくなってしまいます。また、歯ブラシが汚れていては逆効果なので歯ブラシも綺麗なものを使用しましょう。40°以上のお湯は変形の原因になるので避けてください。

・水以外を口に入れるときはインビザラインを取り外す

インビザラインを装着したまま口にして良いのは基本的に水のみです。衛生管理をしっかりしたいのであれば、飲み物であってもコーヒーやワイン、甘いドリンクなどはきちんと外してから摂取することが大切です。面倒だからと装着したまま口にしていると着色汚れや歯科疾患のリスクも高くなってしまいます。

・装着時は、お口の中とインビザライン本体を綺麗にする

インビザラインを装着するときは、インビザライン本体とお口の中が常に清潔な状態であることが重要です。食事中は取り外しますが、食事が終わって再度装着する際は、しっかり歯磨きをしてマウスピースを綺麗な状態にしてから取り付けましょう。

■まとめ

インビザラインは衛生面のメリットも多い治療方法です。しかし、自己管理能力が必要になります。インビザラインの詳細が知りたい方や、興味がある方は、ぜひ一度当院にご相談ください。みなさまのご来院を、スタッフ一同心よりお待ちしております。