皆さんこんにちは！「機能的で快適な美しい口腔を創り、それを守り続ける歯科医療」を目指す、宝沢伊藤歯科医院です。

近年人気を集めるマウスピース矯正のインビザラインですが、インビザラインを清潔に保たないと、口臭や虫歯、歯周病などのリスクが高くなるので注意が必要です。

この記事では、インビザラインを清潔に保つための注意点やポイントを解説していきます。

■インビザラインを清潔に保つために

インビザラインを清潔に保つために、下記のポイントを意識してお手入れしましょう。

・飲食時は必ずマウスピースを外す

飲食時はインビザラインは必ず取り外しましょう。「飲み物くらい大丈夫」と思ってしまうかもしれませんが、インビザラインを取り付けたまま飲んでいいのは基本的に水だけです。特に糖度の高いスポーツドリンクやジュースは細菌が繁殖しやすくなるのでNGです。また、着色汚れの原因にもなるため、食事中は取り外すということを習慣づけるようにしてください。

・ぬるま湯の使用はNG。流水で優しくこすり洗いする

インビザラインを清潔に保つためには、取り外すたびにしっかり綺麗にお手入れすることが重要です。お手入れする際は、流水を使用して指先や毛先のやわらかい歯ブラシを使用してやさしくこすり洗いしながら水洗いしましょう。お湯を使用した方が汚れが落ちるように感じますが、マウスピースの変形の原因になるのでNGです。ぬるま湯を使用する場合は、40度以下にしましょう。また、毛先の硬い歯ブラシも、マウスピースの表面に細かい傷をつくってしまうため、使用しないようにしましょう。

・匂いや汚れがひどい場合は専用洗浄剤でつけ置き洗いをする

基本的な毎日のお手入れは、流水でこすり洗いをすれば十分ですが、においや汚れがひどい場合は、つけ置き洗いが有効です。インビザラインをつけ置き洗いするときは専用の洗浄剤を使用しましょう。つけ置きする時間は商品によって異なるため、説明書に従ってください。また、専用の洗浄剤以外の使用はマウスピースの劣化につながるので控えてください。歯磨き粉の使用も傷の原因になるので避けましょう。

・お手入れ後はしっかり乾燥させる

流水を使用してお手入れしたあとは、しっかりペーパーやタオルを使って水分をきちんとふきとり、自然乾燥させましょう。濡れたままの状態で保管してしまうと細菌の繁殖に繋がります。しっかり乾くまでケースの蓋は開けたままにし、通気性の良い状態をつくりましょう。早く乾燥させたいからと、ドライヤーやストーブを使って乾かすのはNGです。熱湯使用時と同様、インビザラインが変形する原因になります。

■お手入れ時の注意点のおさらい

・お手入れは優しい力でおこなう
・水または40度以下のぬるま湯を使用する
・つけ置き洗いは、必ず専用の洗浄剤を使用する
・濡れたままの状態で保管せずしっかり乾燥させる

■当院のインビザライン

当院でもインビザライン治療を取り扱っております。「インビザライン治療が気になる」「自分の不正咬合はインビラインで治療できる？」など、相談やお悩みがある方は、まずは一度お話をお聞かせください。患者様ひとりひとりのお悩みや不安をしっかり聞いたうえで、適した方法をご提案いたします。

詳細はこちらから▼
https://www.hosawa-ito.com/treatment/invisalign


■まとめ

インビザラインは矯正装置を取り外せるため、ワイヤー・ブラケット矯正よりもお手入れも簡単ですが、楽に行えるが故に、怠ってしまうことがあります。しかし、インビザラインも取り外しできるとはいえ、1日20〜22時間以上装着しているため、インビザラインが不衛生な状態だと、あらゆる口内トラブルが起こります。

この記事で紹介した注意点やポイントを意識して、インビザラインを清潔に保ちましょう。