福島県郡山市の歯医者 宝沢伊藤歯科医院

医院ブログ

インプラントの治療計画では何をする?重要な点は?

医院ブログ

皆さんこんにちは!

「機能的で快適な美しい口腔を創り、それを守り続ける歯科医療」を目指す、宝沢伊藤歯科医院です。



インプラント治療は一般的な歯科治療よりも大きな治療になるため、治療開始前に行われるカウンセリングや治療計画がとても重要になります。この記事ではインプラント治療の流れと共に、インプラントの治療計画について詳しく解説していきます。



目次

■ インプラント治療とは

■インプラント治療の流れ

■インプラント治療における「治療計画」で何をする?

■まとめ



■ インプラント治療とは



インプラント治療は、先天的に歯がない場合や虫歯や歯周病、外傷によって歯を失ってしまった箇所の顎骨にインプラント体と言われる人工の歯根を埋入し、そこの上部構造と呼ばれる人工歯を装着する方法です。



歯を失った場合の治療方法としてブリッジや入れ歯などの方法もあり、これらは保険が適用される治療です。しかし、治療費が安く済む分、違和感を感じやすかったり噛みにくさを感じたり、寿命が短かったりなどのリスクもあります。ブリッジは、周囲の歯を土台とするため、健康的な歯を削って治療する必要があります。



インプラント治療は、保険適用外の治療となるため、治療費は高額になってしまいますが、丈夫で長持ちする、自分の歯と同じような機能性が実現できる、審美的な面で優れているなどのメリットがあります。また、ブリッジのように健康的な歯を削る必要がないので、健康的な自分の歯はそのまま守ることができます。



■インプラント治療の流れ



1、カウンセリング(無料相談など)

2、インプラント埋入手術

3、人工歯の製作・装着

4、インプラント治療後のメンテナンス」



上記がインプラント治療の主な流れです。治療期間は1ヶ月〜3年程度と、ばらつきがありますが、これは口腔内の健康状態が大きく影響してくるからです。たとえば虫歯や歯周病がある場合はそちらの治療が優先されることも多く、治療期間も延長されます。そのほか、骨の厚みが足りないと判断される場合にはインプラント埋入手術以外の対応も必要になるため、治療期間も長くなります。



治療方法として2回法が選択された場合、インプラント埋入手術と、インプラント上部の粘膜を切開して連結部品を装着する手術の2回にわたっての手術が必要になります。さらに、インプラント治療は、インプラント体を埋入した後に、骨と結合するまでの時間が約2ヶ月ほど必要になります。インプラント治療が完了した後も、メンテナンスのために定期的に治療を受けた歯科医院に通院することが重要です。



■インプラント治療における「治療計画」で何をする?

「治療計画」で考慮されることは、患者様の主訴や全身状態、局所状態、年齢、職業、経済的背景など、さまざまです。患者様の現在の状態をいろいろな視点から把握した上で、治療後の機能的および審美的な回復、清掃性などに関する事項を考慮しつつ、最終的な治療のゴールが設定されます。



*治療計画では、リスクを考慮して立案される!
インプラント治療は、外科手術が必要になるため、一般的な歯科治療以上に全身へのリスクが高くなります。リスクは「全身的リスク」と「局所的リスク」とに分けられます。高血圧や糖尿病など、全身疾患をお持ちの人や、服用している薬によっては、かかりつけ医に問い合わせをすることもあり、場合によってはインプラントを適応できないこともあります。局所的なリスクとしては、口腔内だけでなく、顎関節や見た目、筋肉の状態などのリスクの確認が重要になってきます。このように、インプラント治療では、さまざまなリスクを治療前に洗い出し、安全なインプラントの治療計画を立てていくことが大切になります。そのほか、患者様ごとに異なる問題点を漏れなく客観的に把握し、プロブレムリストを作成していきます。患者様ひとりひとりの状態を把握し、それぞれが持つ問題点を具体的に認識して、患者様に共有していきます。



*治療計画で「治療費」が決定される
人工の歯の種類や本数や、手術の内容や使用するインプラントメーカーの違いなどで、治療費は異なってきます。治療を行う前には、人工歯の設計や主治医と決め(医院により異なります)なども行われ、こうしたさまざまな要素を合わせ、治療費は治療計画で決定されます。インプラントの1本の治療費の相場は、約40〜65万円程度と言われています。



*顎骨の形態の検査
CT撮影で、顎骨の形態の検査が行われます。歯型を採取して噛み合わせを診断し、得られた情報をもとに総合的な判断をして、治療プランが決定されます。



*インプラント体の種類選択
インプラントでは、見た目、上顎、下顎など、優先すべき部位などを考慮し、その役割に応じた適正な本数・形状・サイズを治療計画の際に決定していきます。



*インプラント治療前の必要な歯科治療
インプラント治療を開始する際は、歯周組織の安定が重要になります。そのため、治療開始前に歯周病の評価や治療が行われます。さらに、噛み合わせに問題がある場合は、歯および噛み合わせを整える矯正治療が検討されるケースもあります。



■まとめ



今回はインプラントの治療の流れや、インプラントの治療計画について、詳しく解説してきました。インプラント治療は手術を要する治療で、身体的な負担も大きくなるため、治療開始前に身長に計画を立案することが大切です。

当院はインプラント治療に力を入れており、 公式ホームページでは、インプラント治療に関する診療内容や費用に関することなど、詳しい内容をご紹介しています。また、患者様との随時無料診断も行っておりますので、インプラントに興味がある方や検討している方は、ぜひ一度当院にお越しください。患者様の様々な疑問や不安にもお答えします。




ご希望の際は、お電話でお申し込みをお願い致します。

(TEL:024-924-0888)



みなさまのご来院を心よりお待ちしております!

https://www.hosawa-ito.com/