インプラントに欠点はある?治療前に知っておきたい注意点
医院ブログ
皆さんこんにちは!「機能的で快適な美しい口腔を創り、それを守り続ける歯科医療」を目指す、宝沢伊藤歯科医院です。
近年、歯を失った際の修復治療としてインプラントが人気を集めています。機能性・審美性共に優れていることもあり、検討している人も多いと思いますが、治療後に後悔しないためにも治療をはじめる前に注意点やデメリットを知っておく必要があります。
この記事では、インプラント治療前に知っておきたい注意点についてお話しします。
■そもそもの治療内容は?治療できないこともある
インプラント治療は歯を失った箇所の顎骨にインプラント体と呼ばれる人工歯根を埋め込んで人工歯を固定するため、外科手術が必要になります。顎骨とインプラント体がしっかり結合することがインプラント治療成功には欠かせない要素なので、骨の厚みや量が足りない場合は治療ができない可能性もあります。骨の状態が良好でない場合は、骨を増やす処置が必要になり、通常のインプラント治療よりも時間がかかります。
■治療費用は?自費診療なので一般的な治療よりも高額になる
インプラント治療は基本的に自費診療なので保険は適用されません。ブリッジや入れ歯は保険診療なので経済的負担も少ないですが、インプラント治療は費用が高額になります。しかし、医療費控除やデンタルローン※を使うことで経済的な負担を軽減しつつ治療を受けられます。
※デンタルローンとは、歯科治療に必要な費用を借り入れるためのローンをさします。治療費用を一括で支払うことが難しい場合でもデンタルローンを利用することで治療を受けられます。
■治療後の生活はどうなる?定期的なメンテナンスは欠かせない
インプラントは虫歯になるリスクはありませんが、お口の中のお手入れを怠り、不衛生な状態になってしまうとインプラント周囲炎になるリスクがあります。症状は歯周炎や歯周病と同様に細菌による炎症などですが、炎症を起こすことでインプラントが脱落し、失敗につながる可能性があります。日頃のお手入れを丁寧に行うことはもちろん、歯科医院での定期的なメンテナンスも欠かせません。治療費用以外にも定期メンテナンスの費用もかかることを念頭に置いておきましょう。
■構造はどうなっている?天然歯とは違うもの
インプラントは天然歯と同程度の機能性や審美性を再現できるのが特徴の治療ですが、人工物なので構造は天然歯とは異なります。構造の大きな違いは「歯根膜」があるかどうかという点です。歯根膜はクッションのような役割を果たし、噛み合わせによる力を逃して衝撃を和らげ、大事な血液供給の場所となっています。インプラントは顎骨と金属=インプラント体が直接結合しているので細菌も侵入しやすく、注意が必要です。先述したようにインプラントの脱落などの失敗を防ぎ長く使用するためにはメンテナンスが欠かせません。
■術後はどうなる?腫れや痛みなどの症状が出る
インプラント治療をするためには手術が必要になるため、術後は痛みや腫れなどの症状が出ます。しかし、腫れや痛みは指示された通り適切な対処をしていれば数日間で治ります。通常入院も必要なく日帰りで治療を受けていただけます。腫れがひどい場合は、冷やしたタオルなどを患部にあてて、痛みが辛いときは鎮痛剤を飲んで凌ぎましょう。長く続く場合や明らかにおかしい症状がある場合はすぐに歯科医院に相談してください。また術中の痛みを不安に思う声も多く寄せられますが、術中は局所麻酔がきいている状態なので痛みは感じません。セデーション(静脈内鎮静法)を用いることで意識も深く眠っている状態にできるのでリラックスした状態で治療を受けられます。
■まとめ
今回はインプラント治療を受ける前に知っておきたい注意点やデメリットについてお話ししました。インプラント治療には注意点がありますが、治療前に知っておくことで、冷静に対処することができます。
当院ではインプラント治療を希望する患者様に無料相談を実施しており、レントゲンやCTによる検査をしたうえでどんな治療方法が適しているのかをあらかじめお話しさせていただきます。
インプラント治療を検討中の方は、まずは一度当院にご相談ください。
近年、歯を失った際の修復治療としてインプラントが人気を集めています。機能性・審美性共に優れていることもあり、検討している人も多いと思いますが、治療後に後悔しないためにも治療をはじめる前に注意点やデメリットを知っておく必要があります。
この記事では、インプラント治療前に知っておきたい注意点についてお話しします。
■そもそもの治療内容は?治療できないこともある
インプラント治療は歯を失った箇所の顎骨にインプラント体と呼ばれる人工歯根を埋め込んで人工歯を固定するため、外科手術が必要になります。顎骨とインプラント体がしっかり結合することがインプラント治療成功には欠かせない要素なので、骨の厚みや量が足りない場合は治療ができない可能性もあります。骨の状態が良好でない場合は、骨を増やす処置が必要になり、通常のインプラント治療よりも時間がかかります。
■治療費用は?自費診療なので一般的な治療よりも高額になる
インプラント治療は基本的に自費診療なので保険は適用されません。ブリッジや入れ歯は保険診療なので経済的負担も少ないですが、インプラント治療は費用が高額になります。しかし、医療費控除やデンタルローン※を使うことで経済的な負担を軽減しつつ治療を受けられます。
※デンタルローンとは、歯科治療に必要な費用を借り入れるためのローンをさします。治療費用を一括で支払うことが難しい場合でもデンタルローンを利用することで治療を受けられます。
■治療後の生活はどうなる?定期的なメンテナンスは欠かせない
インプラントは虫歯になるリスクはありませんが、お口の中のお手入れを怠り、不衛生な状態になってしまうとインプラント周囲炎になるリスクがあります。症状は歯周炎や歯周病と同様に細菌による炎症などですが、炎症を起こすことでインプラントが脱落し、失敗につながる可能性があります。日頃のお手入れを丁寧に行うことはもちろん、歯科医院での定期的なメンテナンスも欠かせません。治療費用以外にも定期メンテナンスの費用もかかることを念頭に置いておきましょう。
■構造はどうなっている?天然歯とは違うもの
インプラントは天然歯と同程度の機能性や審美性を再現できるのが特徴の治療ですが、人工物なので構造は天然歯とは異なります。構造の大きな違いは「歯根膜」があるかどうかという点です。歯根膜はクッションのような役割を果たし、噛み合わせによる力を逃して衝撃を和らげ、大事な血液供給の場所となっています。インプラントは顎骨と金属=インプラント体が直接結合しているので細菌も侵入しやすく、注意が必要です。先述したようにインプラントの脱落などの失敗を防ぎ長く使用するためにはメンテナンスが欠かせません。
■術後はどうなる?腫れや痛みなどの症状が出る
インプラント治療をするためには手術が必要になるため、術後は痛みや腫れなどの症状が出ます。しかし、腫れや痛みは指示された通り適切な対処をしていれば数日間で治ります。通常入院も必要なく日帰りで治療を受けていただけます。腫れがひどい場合は、冷やしたタオルなどを患部にあてて、痛みが辛いときは鎮痛剤を飲んで凌ぎましょう。長く続く場合や明らかにおかしい症状がある場合はすぐに歯科医院に相談してください。また術中の痛みを不安に思う声も多く寄せられますが、術中は局所麻酔がきいている状態なので痛みは感じません。セデーション(静脈内鎮静法)を用いることで意識も深く眠っている状態にできるのでリラックスした状態で治療を受けられます。
■まとめ
今回はインプラント治療を受ける前に知っておきたい注意点やデメリットについてお話ししました。インプラント治療には注意点がありますが、治療前に知っておくことで、冷静に対処することができます。
当院ではインプラント治療を希望する患者様に無料相談を実施しており、レントゲンやCTによる検査をしたうえでどんな治療方法が適しているのかをあらかじめお話しさせていただきます。
インプラント治療を検討中の方は、まずは一度当院にご相談ください。