福島県郡山市の歯医者 宝沢伊藤歯科医院

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マウスピース矯正って?インビザラインについて解説

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皆さんこんにちは!「機能的で快適な美しい口腔を創り、それを守り続ける歯科医療」を目指す、宝沢伊藤歯科医院です。


口元の清潔な印象は顔の印象にもつながり、その人の魅力をさらにひきたてます。歯列矯正は正常な歯の機能性を取り戻すだけでなく、審美的な面でも大きなメリットがあります。

この記事では、当院でも実施しているマウスピース矯正のインビザラインについて解説していきます。


目次
■マウスピース矯正のインビザラインとは
■インビザラインが生まれたのはどこ?
■インビザラインの治療の流れ
■まとめ

■マウスピース矯正のインビザラインとは

歯列矯正というと、ワイヤーやブラケットを装着して行うワイヤー矯正をイメージする人も多いかもしれませんが、近年は透明で目立たないマウスピース矯正も人気を集めています。コンピュータを用いて患者様の歯型を採取してつくった透明なマウスピースを段階的につけ替え、徐々に歯列を正しい位置へと矯正していく治療方法です。

見た目が透明なので矯正していることも目立たず、取り外しも自由にできます。また、歯列矯正でよくみられる「痛そう」という不安も、マウスピース矯正ではそれほど心配いりません。

■インビザラインが生まれたのはどこ?

インビザラインは、1997年に、アメリカのアライン・テクノロジー社で開発されたマウスピース矯正です。はじめは米国の矯正歯科医師を対象とし、1999年に日本でも提供が開始されました。その後、次々と世界に展開され、現在ではすでに100か国以上の国々で使用されており、インビザラインで歯列矯正を行っている患者様の人数は2021年時点で1,000万人を越えている、信頼と実績のある矯正方法です。

■インビザラインの治療の流れ

①カウンセリング・無料相談

患者様の歯列のお悩みや理想をヒアリングし、それを改善するための矯正治療方法を提案させていただきます。また、歯列矯正に関する説明も同時に行われますので、この時点で不安なことやわからないことは聞いておくのがおすすめです。

②スキャン・検査

インビザラインでは、歯の状態だけではなく、お口の中の健康状態もとても大切です。ですので、インビザラインで歯列矯正を行う前には、虫歯や歯周病があるかなど、お口の中の全体的な健康状態の検査が、レントゲン撮影やCTスキャンなどを用いて慎重に行われます。

この検査で虫歯や歯周病がみられた場合、抜歯した方が良い歯があれば抜歯を行い、そちらの治療が最優先されます。虫歯が初期状態の場合は、経過観察されることもあります。

③3Dスキャナー機能を用いたクリンチェック

インビザラインでは、治療開始前にクリンチェックと呼ばれるものが行われます。クリンチェックでは3Dスキャナー機能を使用して患者様の歯型をとり、治療のシミュレーションや治療計画の立案が行われます。ワイヤー矯正では目視で治療の流れが最終的な状態を見ることはできませんが、インビザラインでは、患者様と担当医が一緒に治療の流れを見ることができるため、患者様の安心にも繋がります。治療立案後、説明と同意を経て、マウスピースの発注が行われます。

④矯正治療開始

③で発注したマウスピースが届いたら、インビザラインによる歯列矯正治療がスタートします。1週間〜2週間毎に次の段階の新しいマウスピースへと交換し、1日20〜22時以上装着することで、少しずつ段階的に歯を正しい位置へ移動させて歯並びを整えていきます。

⑤定期検診

インビザラインによる歯列矯正がスタートした後も歯科医院で定期的にお口の中をチェックしてもらう定期検診は必要になります。矯正治療を計画通り進めるためにも、少なくとも3ヶ月に1回程度は通院が必要になります。

⑥保定期間

インビザラインでの矯正治療が完了しても、保定装置(リテーナー)を装着する保定期間が必要になります。保定期間は矯正治療によって整えた歯列が後戻りを起こさないように、正しい位置に留めておくための重要な期間です。矯正治療期間と同じか、それ以上の期間が必要になります。保定期間をサボってしまうと、せっかく整った歯列が戻ってしまう可能性があるので、保定期間はしっかり守りましょう。

■まとめ

インビザラインは矯正装置も目立たず、耐え難い痛みを伴うこともありません。歯列矯正が気になっていたけど踏み出せなかった…という人は一度検討してみてはいかがでしょうか?当院でもインビザライン矯正を実施しておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

みなさんのご来院を心よりお待ちしております。