福島県郡山市の歯医者 宝沢伊藤歯科医院

News Letter Vol.8 2009 冬号

ひとこと

「消費税のお願い」

 宝沢伊藤歯科医院では、消費税を内税として当院で負担して参りました。しかし、昨年からの材料代、金属代などの高騰により、当院で負担するのが厳しい状況になってきました。そこで、大変申し訳ございませんが、平成21年1月より、消費税を徴収させていただくことにいたしました。
ただし、20年12月までに消費税抜きの金額でご契約いただいた治療に関しましては従来通り、消費税は内税とさせていただきます。皆様のご理解をいただけますようお願い申し上げます。
院長 伊藤 克紀

プリベンション体験報告

プリベンションの体験談を患者様Sさんにお伺いしました。

Q1.プリベンションを受けてみようと思ったキッカケは何ですか?

 A:「デンタルドックの検査結果を聞きながら先生やコーディネーターさんに勧められたこともありますが、磨き残しのチェックを見て自己流のブラッシング法ではきれいに落ちていないことにショックを受けてやってみようと思いました。それに、自分のむし歯リスクや歯周病リスクがどのくらいなのか興味もありました。」

Q2.実際に体験してみてどうでしたか?

 A:「唾液検査というものをはじめて受けましたが、私の生活習慣が今までたくさんのむし歯を作る原因になっていたことがわかりました。ここまでやってくれるのかと思うほど、徹底的に歯ブラシとフロスの使い方を訓練してくれてちょっとビックリです。教えてくれた衛生士さんには本当に感謝しています。“歯磨き”と“プラークコントロール”の違いがわかったような気がします。受けて良かったと思います。子供の頃からこんな風に教えてくれる歯医者さんがあったら良かったなと思いました。」

【プリベンションをもう一度考えてみましょう】

 むし歯や歯周病を予防するということは、細菌との戦いに勝利するということです。戦いに勝つための戦略を考え、戦術を磨くことが必要です。
 敵のことを何も知らずに戦ってもなかなか勝ち目はありません。唾液検査で敵の数や武器の種類を確認します。
 敵の攻撃に備えてフッ化物やキシリトールで自軍の城壁を強化します。
 砂糖の制限で敵軍の補給路を断つ作戦も必要でしょう。
 そして、最後に歯ブラシやフロスを上手に使い敵陣に攻め込むのです。
このような細菌との戦争を総称して「ブラークコントロール」と言い、敵の戦力を分析し、戦略を立て、戦術を学ぶことがプリベンションです。

スタッフ紹介

五十嵐 慎一(歯科技工士)

みなさんはじめまして!僕の出身は会津の三島町です。23歳で血液型はO型です。
趣味はスポーツ観戦や買い物や釣りです。
得意な技工は、クラウンブリッジのワックスアップです。歯型にワックスという材料を盛り上げていき、歯の形にしていく作業のことです。以前勤めていた技工所で、徹底的に訓練を受けました。
これからも、研修会に多く参加しさらに良いものを作れるよう努力していくので、よろしくお願いします。

セミナー報告

「カリエスリスク評価実習セミナー」

 「毎日きちんと歯を磨いているのにどうしてむし歯になるのだろう?」
 皆さん、こんなことを思ったことはありませんか?
日本人の96%は毎日歯を磨いているのにもかかわらず、およそ80%はむし歯があるそうです。一体どうしてでしょう?
 唾液検査は、各個人のカリエスリスク、つまりむし歯のなりやすさを判断する検査です。唾液検査によって、目で見えないむし歯の原因(例えば口の中にいる細菌の数、唾液が歯を守る力)を知ることができます。
 「むし歯の予防をしたいけれど、何をしたら良いのかわからない。」そんな患者さんは、ぜひこの唾液検査を受けてみてください。むし歯になる原因が分かれば、その予防方法も自ずと見えてきます。
このセミナーでは、唾液検査の意味、唾液の役割、正しい唾液検査の方法、そして検査結果に基づく予防方法などを学んできました。このセミナーを受講して改めてむし歯の奥深さを知りました。それと同時にむし歯予防の重要性を実感させられました。
 皆さん、むし歯は予防できるのです。
 正しい、効果的な予防をしていくためにも、ぜひ一度唾液検査を受けてみませんか?あなたに合った予防法を考えていきましょう。
歯科衛生士 上野 みなみ

「クリニカルコーディネーター導入による歯科医院活性化セミナー」

 医療界には「もう少しコミュニケーションが取れていたら、違う結果になっていたのに」という事が沢山あるようです。今回のセミナーでは、患者様と我々スタッフの「コミュニケーション」の大切さを改めて実感してきました。
 「患者様に分かりやすく、治療内容を説明する」「患者様のホンネを聞きだし、ドクターや衛生士に伝える」「患者様が感じている不安を解消してさし上げる」
これらは、クリニカルコーディネーターの役割の一部ですが、病院と患者様の良いコミュニケーションが、良い治療結果につながります。

 当院では、ファーストカウンセリング、セカンドカウンセリングでコーディネーターがお話しをさせて頂く時間を、いただいていますが、それだけがコーディネーターの役割ではありません。
 これから治療法について迷っていたり、一度決めたけどもう一度相談したくなったり、予約についてのご相談、少しでも疑問や不安に思ったことがあれば、お気軽にご相談下さい。
クリニカルコーディネーター 渡辺 由子

アンケート結果

 9月下旬から10月中旬に皆様にお答えいただきました、アンケートの結果を報告させていただきます。
 まず、9月下旬に実施しました受付全般についてのアンケートの結果ですが、59人の患者様にお答え頂き、2件のご意見を承りました。
 
■ 男子トイレのにおいが気になる
芳香剤の残量に気をつけたいと思います。

■ 女子トイレのハンドベーパーがとりにくい。
新しいハンドペーバー用のケースを購入いたしました。

 次の10月中旬に実施しましたスタッフの身だしなみ全般についてのアンケートですが、21人の患者様にお答え頂き、内1件のご意見を承りました。

■ 長い髪には気をつけたいですね。
スタッフ内でも身だしなみについて話し合い、皆様に快く治療を受けていただけるよう気をつけたいと思います。

 次回のアンケートはクリニカルコーディネーターに関してです。
 よりよい医院作りのため、皆様のご意見お待ちしております!