ニュースを見ていると、海外ではマスクを装着せずに普段の生活を取り戻しているかのような映像を目にすることが多くなってきました。これは新型コロナウィルス感染者 の割合が多く、非感染者のワクチン接種率も高い国において「獲得免疫」を持つ人の割合が多いためだと思われます。
一方、日本では「手洗い(アルコール消毒)・マスク・うがい」が徹底されたことで新型コロナウィルスの爆発的な感染拡大は免れ、さらに諸外国よりもワクチン接種率が低いこともあり、もうしばらく手洗い・マスクうがいの習慣(特にマスク)は続けなければいけない状況にあるようです。
新型コロナウィルスの感染経路は、①飛沫感染、②接触感染、③エアロゾル感染(空中に浮遊するウイルスを含むエアロゾルを吸い込むこと)があり、それぞれに対する対策が必要となります。
宝沢伊藤歯科医院では以下のような感染対策を続けております。
① 飛沫感染に対しては、当院では治療水に次亜塩素酸水を使用しています。歯を削る機械や口腔内を洗浄する水銃から出てくる水は全て濃度補正された次亜塩素酸水(殺菌水)です。これにより歯を削って飛散した水は細菌やウィルスを死滅させ安全な状態で飛散します。また、治療前にはPOICウオーター(高濃度次亜塩素酸水)でうがいしてから治療を始めることで医療従事者の感染リスクを低減し、院内感染を予防しています。
② 接触感染/患者さんの手が触れるような部分は次亜塩素酸水による清拭をしています。
③ エアロゾル感染/院内に設置してある噴霧器からは次亜塩素酸水が噴霧されています。これにより空気中を漂うエアロゾル化したウィルスも死滅させることができます。 また、POICウォーターは新型コロナウィルス以外にもインフルエンザウィルスやほとんどのウィルス、細菌に対して殺菌効果があるので、ご家庭でも是非ご使用ください。
院長 伊藤 克紀