スタッドレスタイヤがほとんどその役目を果たさなかった暖冬が終わり、気持ちのよい春がやってきましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか？この冬は何といっても雪が少なかったのが印象的ですが、駐車場の雪かきがほとんどなく助かりました。「ほんと助かりました。」(スタッフー同)
　隣には「明健中学校」ができて新しい制服を着た新1年生が病院の前を通るのを見ていると清々しい気持ちになります。
　当医院にも将来有望な、やる気に満ちた3名のスタッフが加わりました。やる気は誰にも負けませんが、まだまだ経験不足の新人です。どうかみなさま暖かい目で見守ってあげてください。
よろしくお願いします。

　「プラークコントロールセミナー」を受講してきました。今号ではその中でも「口腔(こうくう)衛生の考え方」を中心に報告したいと思います。
　私たちの口の中には"口腔常在菌”と呼ばれる300種類以上の細菌が1億から10億も生息しています。その中にはもちろん、むし歯菌や歯周病菌も含まれています。
　それらの細菌を殺すために抗菌剤(抗生物質)をたくさん服用するなどということは間違いです。
　それは、口腔常在菌には　①消化を助ける　②外界から入ってくる細菌を攻撃してくれる　といった私たちの身体の健康維持に必要な働きがあるからなのです。
　私たちは口腔常在菌と共存することが大事なのです。と言ってもその数はできるだけ少ない方が良いわけで、特に全身的疾患と多くの関わりを持つ「歯周病菌」は少なく抑えるべきでしょう。
　そのような観点から考えると『口腔衛生とは、口腔常在菌の中でも、むし歯菌や歯周病菌といった悪さをする細菌が住みにくい(繁殖しにくい)環境を作り、プラークコントロールによってその数をコントロールし、口腔内のバランスを保つこと』と言えるでしょう。
　では、具体的にむし歯菌や歯周病菌にとって住みにくい環境作りとはどんなことかというと

1. むし歯の早期治療(むし歯の中は細菌にとって格好の住居である)
2. 不適合な詰め物、かぶせものを取り替える(隙間は格好の住居である)
3. 歯周ポケットを改善する(深いポケット内は歯周病菌の住居となる)
4. プラークコントロールしにくい歯並びを改善する
5. 役に立たないと判断したら智歯(親知らず)は抜歯する

などです。
　一生付き合っていかなければいけない口腔常在菌ですから、上手にお付き合いしてください。

　綺麗な白い歯、憧れますね！素敵な笑顔には、やはりキラリと輝く白い歯がつきものです。皆さんは誰かの素敵な笑顔にドキッとした経験はありませんか？ご自分の笑顔に自信はありますか？今回は念願だった歯の美白、ホワイトニングの体験談を患者様C.Kさんにお伺いしました。

去る12月9日、歯っ美゜一クラブのお友達と院内クリスマス会を開催させていただきました。暖冬の今シーズンですが、当日はムード満点のホワイトクリスマスとなりました。参加いただいたお子様たちには、歯みがきコンテスト、歯型を取る際使用する石膏模型へのカラーペイントをお楽しみいただきました。また保護者の方々に「食育」を題材としたマザークラスをご清聴いただきました。虫歯予防を提案するイベントとして、恒例の砂糖不使用ケーキ作り、サンタさんのプレゼントもご好評を頂きました。
また来期もお声合わせの上、皆様の参加の程お待ちしております。