福島県郡山市の歯医者 宝沢伊藤歯科医院

News Letter Vol.28 2018 夏号

院長から ひとこと:伝える医療

サンプル画像
 私には多くの日本人に伝えたいことがあります。 成人の7割から8割が罹患している「歯周病」ですが、この 病気が及ぼす影響は口腔内だけではなく全身の健康にも大きな影響があります。
 全身疾患への影響として特に問題となるのは歯周病菌の血管内への侵入です。歯周病になり歯ぐきから出血しやすくなると、歯周病菌が血管内に侵入し全身を駆け巡ることになります。そして多くの全身疾患の発症や重症化の原因となります。
 欧米では「がん」が見つかると歯周病検査を行い、がん治療の前に歯周病治療を優先するのが一般的です。歯周病による免疫低下が自然治癒力に悪い影響を与えるためです。
 歯周病の治療や治療後にメンテナンスしていくことは多くの全身疾患の発症や重症化を防ぐことにつながります。欧米人にとっては常識となっているこれらのことも多くの日本人は知りません。宝沢伊藤歯科医院に通う皆さんにお願いします。口腔の健康の大切さを多くの人に伝え てください。
 一人でも多くの日本人が健康で長生きするために。
院長 伊藤 克紀

歓送迎会の報告

4年間非常勤務医として働いた工藤先生の送別会と、新入社員の佐藤さんの歓迎会を沖縄料理店“なちゅら”で行いました。ゴーヤチャンプルーやもずくの天ぷら、泡盛など・・なかなか味わえない食べ物ばかりで沖縄に行った気分になりました。 工藤先生はスタッフとの仲も良く親しみやすく、患者様にも丁寧な対応で信頼されるドクターでした。そして、待望の新人!!
明るく笑顔の可愛い佐藤さん。受付兼アシスタントなので覚えることが沢山ですが、一生懸命勉強していますので、皆様もどうか温かい目で見守ってて下さい。

退職者のご挨拶

宝沢伊藤歯科には2014年から4年間お世話になり、院長先生をはじめ、スタッフの方々に様々なことを教えていただきました。最初は火曜日と土曜日、最後の二年間は土曜だけ診療にでておりました。たくさんの患者さんと出会えたことは私の宝物です。医科研修のため退職しますが、郡山にはいるので見かけたら気軽に声を掛けてください!今まで本当にありがとうございました!
歯科医師 工藤 香菜恵

新入社員のご挨拶 

磐梯熱海出身で、温泉と体を動かすことが大好きです!患者様一人一人との繋がりを大切にし、少しでも心の不安を取除く事が出来るような受付兼アシスタントになりたいと思っています! どうぞよろしくお願い致します。
受付・歯科助手 佐藤 あいり

口腔ケアから人間復活へ ~誤嚥性肺炎予防を目指して~

 先日米山武義先生の講演会を聴講し、改めて口腔ケアの重要性を実感致しました。米山先生は特別養護老人ホームで口腔ケアを実践したところ、呼吸器・消化器疾患への罹患が減少したことに着目しました。実際、口腔ケアにより喉の細菌が減少したことを証明し、つまり体内に細菌が侵入する事を防ぐということがわかりました。
 老人ホームで亡くなった方の3~4割は肺炎が原因です。なかでも誤嚥性肺炎の割合が多いそうです。
 誤嚥性肺炎とは、本来は食道に送られるべき食べ物等が気管に入り、肺で細菌が繁殖して起きる炎症のことです。誤嚥性肺炎発症の原因は大きくわけて3つあります。一つ目は食事中の誤嚥。食事中に口腔内にあるものをうまく飲み込めず気管に入ってしまい、慢性的に食物を誤嚥し続けると口腔内にいた細菌が繁殖して肺炎につながります。二つ目は胃の内容物等の誤嚥。意識状態が悪く、吐きながら呼吸してしまった場合に起こる、急性の誤嚥性肺炎です。三つ目は就寝中に起こる誤嚥です。
特に年配の方は喉の筋肉が衰えるため、自覚なく起きることが多いです。
 いずれも嚥下力の低下によるものが大きいと考えられます。サブスタンスPといわれる大脳から放出される嚥下反射をスムーズにする物質の分泌を促すことが大切で、サブスタンスPを分泌させるためには歯ブラシや手指で口腔の内外を刺激することが効果的です。そうすることにより、肺炎の大元である口腔内の細菌を減らすことにも繋がります。他にも舌の運動や歌を歌ったりと日常で簡単にできることも誤嚥性肺炎への予防となります。
 最近では口腔機能が衰えると要介護リスクが上がり、死亡リスクは二倍になるという記事を目にしました。それは食事する筋肉が衰え栄養状態が偏るためです。
 これらを踏まえ、口腔環境や機能が、たとえ直接的な原因でなくとも全身疾患や健康寿命に大きく影響していることを皆さんにも知って頂けたらと思います。
歯科医師 根本 万里

ペリオ治療はバイオロジー

 4月1日に仙台で行われた大阪大学歯学部教授の天野敦雄先生の講演に参加してきました。
 皆さん、ブラッシング時に出血することはありませんか?ブラッシング時に出血しなくても歯周病の検査で出血があると言われたことはありませんか?実は歯ぐきからの出血には重大な意味が隠されているのです。
 歯周ポケットからの出血とは細菌から歯周組織を守る上皮が剥がれてなくなった状態、つまり潰瘍ができていることを表します。潰瘍とは簡単に言うと膝を擦りむいたのと同じ状態です。歯周ポケットの周りにバイオフィルムが付着している状態だとバイオフィルムの刺激により、炎症が慢性的に続いているため、潰瘍は自然には治りません。(バイオフィルムには大便と匹敵する数の細菌がいます...!)また、歯周病菌は血液中の鉄を栄養にして大幅に増殖します。逆に出血がなければ菌は悪さをしないのです。日常のブラッシングできちんとバイオフィルムを除去し、歯周基本治療を行っていくことでポケット内の細菌量は減少し、潰瘍面を改善させると、出血はなくなります。出血がなくなれば歯周病菌は栄養不足のため増殖できなくなり、病原性は低くなります。出血しているのは病気のサインです。毎日のブラッシングでしっかりバイオフィルムのコントロールを 行うことで病気は改善されます。出血のしない歯肉を作っていくことが大切です。
 そして、歯周病を発症させる歯周病菌。これは以前は中年期に感染すると考えられていましたが、今は思春期以降に感染することが分かってきました。特に悪さをするP.g菌は18歳以降に唾液感染し定着します。病原性の高いP.g菌は、病原性の低い菌が土台となり、その上に住み着きます。この病原性の低い菌は小中学生の頃に増えてくるので、子供の頃からしっかりとプラークコントロールを行い、歯科医院でプロフェッショナルコントロールも行うことで、病原性の高い歯周病菌の定着は防げるのです。むし歯だけではなく、歯周病の予防も子供の頃から始まっています。しっかり予防を行っていきましょう。
 今回の講演では基本的な知識から新しい知識まで、たくさんの情報をとても分かりやすく勉強することができました。もっと皆さんに日頃の診療時にたくさんの情報を提供していきたいと思います。
歯科衛生士 上野 みなみ

スタッフの独り言

みなさん、こんにちは(^^♪)アシスタントの伊藤です。スタッフには“しのちゃん”“ぶんぶんさん”と呼ばれています。
 独り言コーナー第二弾は衛生士さん四人の紹介をしたいと思います!!
  • まず一人目は、リラックマ好きの國井さん
のんびりニコニコ癒し系女子♡どんな時もスタッフを優しく見守ってくれる存在です(#^^#)
  • 二人目は音楽・LIVE好きな上野さん
面倒見が良く、しめる時はしっかりしめてくれる☆飴と鞭の使い方がうまい!まさしくザ・姉御です(・w・)
  • 三人目はとろけるチーズ好きの安藤さん
明るく元気でスタッフを笑顔にしてくれる、宝沢の元気印です!最近は息子君とNHKを観ながら歌って踊っているそう♡楽しそう(*^^)
  • 四人目はハミガキ大好きな佐藤さん
何事も一生懸命、頑張り屋な彼女にスタッフも良い刺激をうけています!最近歯科矯正が終わり、ニコニコスマイルが更に眩しくなりました('▽'*)

 いかがでしたか?もっと知りたい!な~んて時は一対一でお願いします☆それでは第三 弾もお楽しみに~♡♡♡