福島県郡山市の歯医者 宝沢伊藤歯科医院

News Letter Vol.23 2016 冬号

院長からひとこと:セレックシステムの紹介~アナログ医療からデジタル医療へ

 セレックシステムは、医療先進国ドイツ生まれのコンピューター支援によるセラミック設計・製作CAD/CAMシステムです。最先端の3D光学カメラで患部を撮影し、3Dで再現された患部にバーチャルイメージ上で修復物を設計し、ミリングマシン(加工機)が修復物を作製するものです。

治療の流れ


STEP1
歯を削った後、3D光学カメラで口腔内を撮影します。
STEP2
コンピューターにより再現されたバーチャル3D上で修復物の設計を行います。
STEP3
ミリングマシンがコンピューターで設計されたデータをもとにセラミックブロックを削り出し、修復物を加工・作製していきます。
STEP4
口腔内へセットして治療完了となります。

セレックシステムの特長



1.治療期間が短い(最大の特徴)

従来のように歯科技工所に依頼することなく歯科医院内で修復物を製作できるので、治療内容によっては「One Day Treatment」即日治療が可能です。即日治療により患歯が汚染されるリスクが大きく低減されるのもメリットです。

2.歯型を採る必要がない
精密な型採りほど多くの時間がかかっていましたが、光学カメラによる撮影は時間も短く、楽なのが特徴です。

3.エラーが少なく精密
従来の方法では、歯型採り、石膏模型を作る、ワックスを金属やセラミックに置き換えるなどのときに出ていたエラーが無くなり精密で頑丈な修復物ができるようになりました。


今、歯科医療界では三種の神器と言われているものがあります。1.CT(2次元から3次元の世界へ)、2.マイクロスコープ(実物大から拡大された世界へ)、3.CAD/CAM(ハンドメイドからマシンメイドの世界へ)。この3つです。セレックの導入により3つの大きな武器がそろいました。これらを駆使してよりよい一層高いレベルの歯科医療を提供していきたいと思います。
院長 伊藤 克紀

イベント報告

BBQ


10月12日体育の日・・・秋晴れの下、院長先生の友人と当院のスタッフ合わせて約20人でバーベキューを行いました。場所は喜久田にある緑水苑で行われ、広い苑内には多くの家族連れで賑わっていました。緑水苑では事前に予約をしておけば、必要な道具も貸し出してくれる上、火おこしも係の方がしてくれるので安心してお肉をお腹いっぱい堪能することができました。広場ではバレーやフリスビーをして、思いっきり体を動かして満喫しました。自然の中で仲間とワイワイしながら食べるバーベキューは格別でした。お天気にも恵まれ楽しい1日を過ごすことが出来ました。

クリスマス会


12/12に1年間、予防を頑張った子供達のためにクリスマス会を開催しました。このクリスマス会は頑張った子供達へのご褒美であり歯と口の健康に対して関心を持ってもらうためのイベントです。当院に導入したCAD/CAMという機械で実際にセラミックのかぶせ物を作る様子を見たり、ムシバイキンを捕まえるゲーム、オリジナルフォトフレーム作り、保護者の方々にはより一層予防の大切さを知って頂くための健康講話が院長先生により行いました。歯科クイズでは難しい難問でましたが普段から歯に興味をもっているためか、みんな高得点でした。さいどにはサンタさんが子供達にプレゼントを届けてくれました。短い時間でしたがとても盛り上がりスタッフにとっても楽しい時間となりました。

福島県糖尿病療養セミナーに参加して テーマ「低血糖管理の重要性」

 糖尿病は血液中のブドウ糖濃度「血糖値」が高くなり高血糖が続く疾患ですが、糖尿病の治療中には低血糖に陥ることもあります。症状としては冷や汗や震えが出たり、言動がおかしくなったり、重篤になると意識を失ったり、痙攣、昏睡状態になるなどがありますが命に関わる危険な場合もあります。そのため患者さんが低血糖を起こさないための治療や管理が重要なのです。
 低血糖になる原因は食事を抜いたり、激しい運動後、薬の量を多く飲んでしまったり、インスリンを打ち過ぎてしまうことです。またアルコール、たばこ、コーヒーなどのカフェインを含む飲み物の過剰摂取、ストレスでも起こります。そのため、歯科治療の際では歯の痛みや腫れの為に食事量が減ったり、治療に対する不安感や緊張、空腹時の治療になった場合、低血糖症状を引き起こすことが考えられます。ですから、使用している糖尿病治療薬剤の特徴や作用を知ることと、万が一低血糖が起きた時のための糖分の常備、血糖の良好なコントロールをしておくことが大事になります。そして、歯科治療時には食事時間の妨げにならない時間を選択したり、歯の痛みや腫れの原因となる虫歯や歯周病の治療をし口腔内のコントロールのしていくことで低血糖予防をしていきましょう!!
 セミナーを通じてより安全に受診して頂くためにも患者さん自身のこと、服薬状況を確認させて頂き、口の中を通じて体の健康をサポートしていきたいと思います。

歯科衛生士 國井 由香

歯科医療関係者感染症予防講習会に参加して

 平成27年11月8日に仙台で行われた「歯科医療関係者感染症予防講習会」に参加してきました。安心・安全とは何か、事故が起きた後の対応やそうならないための予防や対策について勉強してきました。診療中の特に血液のついた器具の取り扱いや洗浄、消毒方法、滅菌、グローブや術衣など、院内感染対策の再確認ができました。この日学んだことは当院でも実施し、より安心・安全な治療ができるよう努めていきたいです。
 又、肝炎の患者様に対する対応についてのお話もあり、とても勉強になりました。皆さん1人ひとりいろんな悩みがありそれぞれ違いますので、臨機応変な対応が必要であると共に、差別することなく皆公平に接することも大切だという事を学びました。そのためには患者様とのコミュニケーションの取り方がとても大切で、1人ひとりその方に合った話し方や話す内容、トーンの工夫をしなければいけないのだなととても考えさせられる内容でした。
 自分が肝炎だと自覚がない方もいれば、治ったと思っていても再発している方もいるかもしれない。全ての人がそうかもしれないと思い、院内感染の予防を常に徹底し“日々の備えを怠らない”努力が必要だと感じました。又、未然に医療事故を防ぐためには「少しの異変に気づく事」「もう一度確認する事」そして「スタッフ間で助け合う事」がとても大切とのお話があったので、スタッフ皆で安心で安全な治療を提供できるよう日々努めていきたいです。
歯科助手 永沼 知絵子

プリベンションを受けた方に質問してみました

どうしてプリベンションを受けようと思いましたか?

◎磨き残しの結果を見て、自分がこんなに磨けないのかと思いショックを受けたから。
◎カウンセリングでプリベンションの話を聞き、これからむし歯や歯周病にならないようにしたいと思ったから。

実際プリベンションを受けてみてどうでしたか?

◎ハミガキがこんなに難しいと思わなかった。
◎こんなに多くの菌が口の中にいると思うとゾッとした。
◎自分のむし歯や歯周病のリスクを知れたので、これからの予防に活かせると思った。
◎初めは「5回は長いなぁ・・・」と思ったが、実際受けてみると磨き残しが減らず、苦労した。しかし5回目には約8割磨けるようになったので嬉しかった。
◎ハミガキだけで腫れていた歯肉が改善するとは思わなかった。

プリベンションとは・・・

理想的な治療を施しメンテナンスを定期的に行っても、むし歯や歯周病は再発し、健康維持はできません。
セルフコントロールによる80%の清掃率が達成されていないと、3日毎にプロフェッショナルコントロールを繰り返しても口腔の健康維持は出来なかったという研究論文もあります。
80%以上の清掃率を達成するためには、プロによる徹底した訓練を受ける必要があります。

当院のプリベンション内容

①ブラッシング(清掃率80%以上を目標に徹底した訓練を行う)
②カウンセリング(口腔、全身の健康に良い生活習慣を改善できるよう一緒に考えていく)
③細菌検査(むし歯菌、歯周病菌の量と質を把握し、個人のリスクに応じたオーダーメードの治療法や予防法を考える)