福島県郡山市の歯医者 宝沢伊藤歯科医院

News Letter Vol.22 2015 夏号

院長からひとこと

歯科医院で行うフェイシャルエステ

 宝沢伊藤歯科医院は「いつまでも健康で若々しく快適で豊かな暮らしをしてもらう」ための医療を提供することを診療理念と心がけています。特に「いつまでも若々しくありたい」という願いは古代ローマ帝国時代からの永遠のテーマでもありますが、口腔の健康が「アンチエイジング」の第1歩であることは、すでに多くの論文で明らかとなっています。特に「正しい噛み合わせ」が表情筋のバランスを整え、その人が持つ本来の若々しさと美しさを取り戻していくことは、世界の著名な歯科医によって証明されてきました。

 とは言っても、口腔の健康だけでは抑えきれない「皮膚の老化」があることも事実です。そこで、エステ業界との連携を模索しましたが、思っていたより施術費用が高く、提携や紹介は難しいと断念していました。しかし、歯科医院スタッフでも訓練を受ければ、フェイシャルエステを歯科医院で行って良いことがわかり「エレクトロポレーションによるデンタルエステ」の講習会に参加しました。すると一緒に参加した女性歯科医がフェイシャルエステを受けた後に言った「この機械はすこい、私自分にやるのに買う!」という一言で当院でも導入することにいたしました。
 宝沢伊藤歯科医院エステチームは半年以上に及ぶ研修会参加と訓練を繰り返し、エステティシャン同様の技術をマスターしてきましたので、安心してフェイシャルエステを受けてください。

院長 伊藤 克紀

質の高い医療を行うための予約システム

 当院では完全予約制のシステムを採用しております。あなたのためだけの時間を作ることで、あなたにあった質の高い医療をご提供することができます。そして、あなたをお待たせすることなく時間通りの治療が可能になります。

 また、前日に予約確認のメールをお届けするシステム「お知らせくん」をすべての患者様にご登録いただいております。携帯電話をお持ちでない方や登録が難しい方には前日にお電話での確認をさせていただきます。どうしてもやむを得ない理由でお約束の日にお越しになれない場合は、できるだけ早めのご連絡にご協力ください。またお約束の時間に遅れてしまう場合も事前連絡下さいますようお願いいたします。

 皆様の治療がスムーズに進められるよう、そして質の高い医療が提供できるよう、私たちスタッフも努めてまいりますので、どうかこのシステムをご理解の上、お約束のお時間をお守りいただけますようこ協力お願い致します。

スポーツ大会

 平成26年11月30日にスポーツ大会を行いました。3つのチームに分かれてのチーム戦で、団結力も更に強くなったイベントとなりました。競技内容は、フラフープや3人4脚、フリースロー対決やふうせんを使ったリレーなど、多種多様なさまざまな種目を行いました。

その中でも一番盛り上がったのがチーム対抗のバレー対決です。3チーム総当たり戦で、3チームとも1勝1敗で決着がつかず、もう1回総当たりで戦うという激戦を繰り広げました。
お互いを思いやり励まし、協力し合い、楽しみを分かち合い、とても楽しいイベントとなりました。その日から全員筋肉痛になった事は言うまでもありません。

スタッフ紹介

松本沙也加(受付)

 みなさんこんにちは。2月より受付に入りました、松本沙也加と申します。たまに行く旅行と乗り物、カラオケが好きです。
矯正の治療を経験した事がありますので、矯正の悩みなどありましたらご相談ください。まだまだ歯科のことは勉強中ですが、よろしくお願い致します。

南先生の勉強会

歯科医師 工藤香菜恵

 2月15日に郡山保健所にて行われた南先生の勉強会に参加させていただきました。あらためて患者さんに必要な歯科治療とは何か、またそれを可能にするにはどうすればいいのか、様々なことを考え学ぶ良い機会になりました。
 皆さんは補綴治療という言葉を知っていますか?虫歯を削って詰めたり、被せものをする治療のことを言います。この治療は虫歯になっている部分をドリルで削って、そこを人工材料を使用し、修復していく治療のことです。その治療を繰り返しているとやがて歯はなくなってしまいます。「繰り返さないための補綴治療」これを大きなテーマとした勉強会でした。

 補綴物は装着した後、様々なことが起こります。取れてしまうこともあれば、補綴物(詰め物やかぷせ物のこと)の周りからもう一度虫歯になってしまうことがあります。そういう経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。精密な治療によってその繰り返しを防ぐことが出来ます。

 当医院では治療中に歯科医師や衛生士が双眼鏡のようなものがついたメガネをかけているのを見たことがあると思います。あれは拡大鏡と言って、見づらい口の中を大きく見せてくれる道具です。拡大鏡を付けて患者さんの口の中を確認することで、更に丁寧で正確な治療ができるようになります。

 私も南先生の勉強会を聞いてから、拡大鏡を付けて治療をするようにしました。最初は視野の違いに戸惑うこともありました。しかし、使用を続けることでより細部まで見ることができ、とても役立っています。何より見えづらいお口の中がよく見えるため治療にかかる時間を短縮することができ、患者さんへの負担も少なくなったように思えます。これから更に正確で丁寧な治療をできるように精進していきたいです。今回は貴重な勉強の機会をいただき、本当にありがとうこざいました。

「歯科医院での院内感染予防対策」に参加して

歯科助手 大竹由実子

 郡山保健所で行われた、歯科医院での院内感染予防対策のセミナーに参加してきました。セミナーでは、日常の歯科診療に従事する私たちが行うべき感染予防対策や、滅菌消毒の概念、さらに様々な感染症から患者様や自分自身を守る手段などを含め、幅広く院内感染予防対策を考える時間となりました。

 患者さんを感染から守る3つの清潔ポイントが、器具の滅菌、術野の消毒、手指の消毒です。特に器具の滅菌では、当院は殺菌水を使用してから更に高圧蒸気滅菌器にかけて、ダブルで滅菌し、全ての細菌を死滅させています。他にも、口腔外バキュームを使用して、入れ歯や銀歯の削りカスや、空気中に浮遊しているウイルス、細菌などを患者さんの口元で吸引する事で、診療室内をクリーンに保っています。
もし、口腔外バキュームに吸引できない、ウイルス、細菌が空気中に拡散してしまっても、殺菌水を待合室、診療室に噴射し、安心安全な衛生環境作りに努力しています。さらに当院では、治療水にも殺菌水を利用しているので、治療による細菌感染も防いでいます。

 当院の院内感染予防対策は、十分にできている様に思えましたが、―人一人が感染予防に対する、きちんとした知識を身につけて、意識をして治療に従事することが大切だと改めて思いました。

患者様中心の予防型歯科医院を目指すために

受付 安齋香

 二日間にわたり、他院と合同で行われた束京の山田晃久先生の勉強会にスタッフ全員で参加して参りました。
 歯科医院は痛くなったら行く、怖い、歯を削って詰めて治すところという概念から、私たちの関わりで、口腔の衛生を通して、生活習慣を見つめ直すきっかけとなったり、患者様自身が主体となり健康の大切さや価値に気づいて頂き、改善、予防を心がけ維持してもらうために私たちスタッフができることは何かを日々の診療を振り返りながらじつくり考える貴重な場となりました。また、患者様役、スタッフ役になり、患者様の気持ちになって物事を考えたり、健康に対する意識や意欲を向上させるために今後どのような関わりをしていったらよいのかをロールプレイングし、患者様の心に耳を傾け寄り添うことの大切さを学んできました。
 そのためにも私たちは患者様とお話をする場がとても大切であると考えています。じっくりお話をすることで見えてくることがたくさんあります。抱えている不安や悩みが少しでも改善され、当院で新たに健康への目標を持っていただきたいと思っています。
私もこの医院に勤めてから、多くの患者様が健康になり「歯磨き頑張ってるよ」「口の健康がこんなに大切だとは思わなかった」「しっかり噛めるようになってご飯がおいしく食べれるよ」など、受付だからこそ多くの嬉しい声を聞くことができます。
 一方その中で、様々な事情から途中で来なくなってしまう方もいらっしゃいます。まだまだ私たちの力不足だったのだと痛感しています。患者様の思いにいち早く気づき、患者様が安心し、信頼をおいて通って頂けるように細かなところまでお声掛けができるように努力していきたいと思いました。
 この2日間の勉強会を通して、多くの歯科医院がある中で、当院を選んで頂いた患者様との出会いを大切にしていきたいと思いました。また、受付だからこそ患者様のためにできることがまだまだあるのではないかと、自分自身を振り返り見つめ直すよい機会となりました。そして、改めて患者様が歯と口の健康を通して日々の生活が快適で豊かになることは一生涯の宝物であり、私たちの関わりで、患者様自身が「健康の価値やすばらしさ」に気づき維持していきたいと思って頂けることが歯科医院の役割であると思いました。そのためにも今まで以上に安心し信頼をおいて通って頂ける環境づくりや細やかな気配り、患者さま一人ひとりとのつながりを大切にしながらスタッフ一丸となり日々の診療に努めていきたいと思いました。